オアシスとは=ロキノンなのか!?という話
近年のロキノンと言えばオアシスべったりで特にネットは四六時中ギャラガー兄弟のゴシップを拡散しているというイメージなのですが、じゃあロキノン=オアシスなのかというとちょっと違うんじゃないかという話です
昔のロキノンというと、「内容の半分以上が音楽と関係ない自分語り」とよく言われていて、実際80年代のロキノンを読むと本当に記事の半分くらいは音楽と直接関係ない自分語りなので、これでお金を取れると発見した人はコロンブス並みの偉人だと思います
でもオアシスって基本ノエルの話が面白いので、関係ない自分語りを挟む余地がない 自分語りより、兄弟喧嘩の実況しろよ!って感じになる
ロキノンの駐英の人とか、現地の情報について自分の解釈を発信するんじゃなくて兄弟げんかゴシップ中継所みたいになっている
だから、ロキノンって四六時中オアシスオアシス言ってるけど、本当はそんなにオアシスが好きじゃないんじゃないかと感じていて、記事を読んでいても、本当はオアシスに興味ないんじゃないの?と思う事が多い
90年代当時から今に至るまで全然情報がアップデートされなくて同じことしか言ってないし、兄弟が移民の子であることとか背景を掘り下げることなく、10年一日の如く、ノエルとデーモンと弟の喧嘩の中継してるだけというのが…
(実際のとこ、UK班の女性陣は、自分の妄想を垂れ流す隙間のあるSUEDEやザ・リバティーンズの方が好きだと思う)
ノエルのインタビューを翻訳して載せてくれるだけでもありがたいので、自分語りよりは今のゴシップ中継所で全然かまわないんですけど、時々ロキノンの人達がもっとオアシスに興味を持ってくれていたらいいのに、掘り下げてくれたらいいのにと思うことがあります
そんなわけでこの本も、自分語りが大半ということはないので、普通に面白いです
- 発売日: 2010/12/01
- メディア: 単行本