自伝以外読む気になれない フィクションに白けるようになって伝記ばかり読んでいます

年を取ってフィクションに興味が持てなくなりました 自伝や伝記ばかり読んでるのでその紹介など

見所は随所に挟まれるブリットポップの小ネタ

監督がダニーボイルなので、随所にブリットポップネタが挟まれています

オアシスファンならそれをにやにやしながら眺めるのもいいかも

ビートルズに関しては、色々なネタを勝手に補完できるくらい強烈なファンか、「ビートルズってよく判らないけど凄いんでしょ」ぐらいのライトな人が一番楽しめるんじゃないでしょうか

私は中途半端なビートルズファンだったので、「この設定には何か裏があるのかな?と思うと特にない。」という事の繰り返しでなんだか煮え切らない映画と言う感想でした


イエスタデイ (字幕版)

イエスタデイ (字幕版)

  • 発売日: 2020/02/20
  • メディア: Prime Video
 

LiveNationのカリスマプロモーターを皆でヨイショする映画ですが、U2ファンには興味深い内容

内容をざっくり説明すると、LiveNationのツアー部門のCEO、アーサー・フォーゲルを大スターたちが寄ってたかってヨイショするという内輪受けっぽい映画です

 

ヨイショの合間にU2の360°ツアーの内情がガンガン暴露されたり、若き頃のU2のインタビューが挿入されたりするので、U2ファンには興味深い内容だと思います

 

アーティストならともかく、プロモーターをこんなに褒めたたえられても正直白ける感じはありましたが、初めて知るエピソードが沢山あり、それは面白かったです

 

ヨイショ映画だけど、失敗談もほどよく挟まれててそこは笑えます

 

アーサー・フォーゲル~ショービズ界の帝王~(字幕版)

アーサー・フォーゲル~ショービズ界の帝王~(字幕版)

  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: Prime Video
 

#30DaySongChallenge

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#30DaySongChallenge

ツイッターでバラバラに投稿してしまったので、ここにまとめます

 

1.曲名に色が入っている好きな曲 

「ブルーにこんがらがって」(Tangled Up in Blue)邦題がすてき ボブ・ディランは文学!という例としてこの曲を挙げると多分負け Bob Dylan - Tangled Up In Blue (Video) https://youtu.be/YwSZvHqf9qM

 

2日目 数字が入ってる曲 

「500マイルも離れて」 500マイルは東京から福岡、東京から苫小牧くらいの距離と聞くと、地球の裏側みたいなどうにもならない遠さじゃなくてリアルな遠さなんだなと 500 miles - Peter, Paul and Mary [Original Audio]https://youtu.be/ADN1lLEp3H0  #30DaySongChallenge

 

3日目 を思い出させる曲 

「 まつりばやし」 中島みゆき

真夏よりも、暑くて疲れてくたびれてああやっと終わった…という夏の終わりの曲に惹かれるんですが、そういうのはやっぱり日本の曲じゃないと 

 歌詞 http://j-lyric.net/artist/a000701/l00f565.html…  

 

4日目 忘れたい人を思い出させる曲 

正直、忘れたい人というのがいない人生です 忘れたいってつまり「考えたら負け」だから、忘れたいと思った時は「考えたら負け」で乗り切ってきました

 

5日目 大音量で聴きたい曲 

Oasis - Supersonic (Official Video)  1stの曲は大音量で! https://youtu.be/p29MG7wn4F8
#30DaySongChallenge

 

6日目 踊りたくなる曲

Paul Simon  - You Can Call Me Al https://youtu.be/uq-gYOrU8bA 世代的に、先に小沢健二で聴きましたが!Gracelandの中でこれだけNYでレコーディングされたという事で、むしろホンモノすぎないのがいいのかも 後PVのおかげでダンスのハードルが下がって云い易い #30DaySongChallenge

 

7日目 ドライブで聴きたい曲 

Led Zeppelin - Achilles Last Stand https://youtu.be/p6S9oqJRclo ドライブの時は反復・反復で延々続くような曲がいいので、この曲をよく聴きます

 

8日目 Drugかお酒についての曲

Oasis  - Champagne Supernova 

お酒が飲めないので、私にとってはDrugどころか酒も未知の世界なのでした この曲だと、起きたら全部夢だったかもしれないし、または泡になって全部消えてしまう様なそういう不確かな存在ですね https://youtu.be/isW71AicOWc #30DaySongChallenge

 

9日目 幸せな気持ちになる曲 

You Can't Hurry Love   - シュープリームス

https://youtu.be/nq_TX5ZR0rU この曲を聴いていると、モータウンを聴いてウキウキしない人がこの世にいるのかしら?と思っちゃうんですけど、勿論実際にはいるわけで、それが世の中というものですね #30DaySongChallenge

 

10日目 悲しくなる曲 

Pink Floyd - High Hopes (Official Music Video HD) https://youtu.be/7jMlFXouPk8  ロジャーと2人で”Wish You Were Here”を作って、最後はギルモア1人で別れの曲を書いて、高望みだったなと終わるのが見事な結末だと #30DaySongChallenge

 

11日目 決して飽きる事のない曲 

DAVID SYLVIAN & RYUICHI SAKAMOTO 【 Forbidden Colours】 https://youtu.be/VCVexPCiGp0 タワレコでサントラを買って、海外でも発売されてるんだなという事に感動した記憶が これを聴いて、私はVoが入ってる方が好きなんだなという事が判りました  #30DaySongChallenge

 

12日目 9~12歳頃の曲

OFF COURSE   - as close as possible(もっと近くに) https://youtu.be/eZXVIEJxPtQなるほどザワールドのED曲で、歌詞が色っぽいのでどきどきしながら聴いていた覚えが この頃聴いた曲は今でも好きなんだけど、その後~現在の趣味とはちょっと外れていて異質な感じ #30DaySongChallenge

 

13日目 70年代の曲 

Brian Eno - By This River 

70'sに余り興味がないと思っていましたが、よく考えると80年代の好きな曲の源流が70年代だった!PUNKやクラウトロックなどが後に受け継がれていったけど、イーノの70年代のソロ作品もその後の音楽史の流れの全てがそこにもう存在している全ての始まりな作品だなと https://youtu.be/SrZYP8SzlN8

 

14日目 結婚式で使った曲 

XTC -Easter Theatre

 https://youtu.be/NMeQjcmt52g  このアルバムはポニーキャニオンから出たせいか、当時のANNでよくかけられていたのを覚えています ゆめうつくしい #30DaySongChallenge

 

15日目 好きなカバー曲 

矢野顕子 夏が終わる


Akiko Yano - Super Folk Song - 5. 夏が終わる

このアルバムに入ってる曲は全部挙げたいですが、小室等さんのカバーを 極北の美しさ 

 

16日目 名曲 

The Who Won't Get Fooled Again https://youtu.be/_NzLs-xSss0
「なぜこの時代にこの曲が存在しているのか判らない」というオーパーツみたいな曲だと思います  ピートって「先駆者なのに第一人者扱いされない人」だと思う

※ オーパーツみたいな曲という表現はクラフトワークの1stアルバムが1971年で、この曲が1971年にイギリスで生まれてるのが不思議という気持ちです(実際にはプログレのオルガンから派生した曲なのかなとは思うんですけど)
#30DaySongChallenge

 

17日目 誰かとデュエットしたくなる曲 

U2 UNKNOWN CALLER

生まれてから一度も誰かとデュエットしたいと思った事がないです!強いて言えばこういう素人っぽいユニゾンコーラスなら皆でやりたいかな  https://youtu.be/6gezrVPZHZA #30DaySongChallenge

 

18日目 生まれ年 

Manuel Göttsching  - Echowaves 

私の生まれた年はどうも”音楽史に残るような歴史的名盤”というのは少ない様です どちらかというと”一般的な代表作ではないがファン的には重要”とか”音楽界で独特な地位を占める人の代表作”みたいな曲が…これは後者でしょうかhttps://youtu.be/khejrbgdc4w

初めて聴いた時はU2や!(逆です)とびっくりしたんですけど改めて聴くと、この曲からU2になるのすごい力技ですね https://en.wikipedia.org/wiki/1975_in_music… 1975年はクラフトワークのRadio-Activityとか、イーノソロの転機になるアルバムとか、水面下で革命前夜的なざわざわざした動きが始まっていた年だなあと

 

19日目 人生について考えさせられる曲 

基本的に曲を聴いて人生について考えたことは殆どないですけど、私の葬式では中島みゆきさんの「あたし時々思うの」を流してもらおうと思ってますよ

 

20日目 自分にとって様々な意味のある曲 

Oasis - Wonderwall

Wonderwallが誰の事を示しているのか気になっています! (Official Video) https://youtu.be/6hzrDeceEKc

 

21日目 人の名前の入った曲 

矢野顕子 行け柳田

普遍性のある曲が好きなので、歌詞の固有名詞はあまり好かないのですが、この曲は意味不明な異国の言葉みたいに聴けるので好きです  https://youtu.be/Z-zimN4cKIU #30DaySongChallenge

 

22日目 前向きな曲 

Oasis - Live Forever (Official Video) https://youtu.be/TDe1DqxwJoc  生きる!
#30DaySongChallenge

 

23日目 全人類が聴くべき 

U2  - Sunday Bloody Sunday 

https://youtu.be/EM4vblG6BVQ U2がイーノと作った曲は、この世にエッジが存在しなかったとしてもイーノが他の誰かとその曲を作っていただろうけど、Sunday Bloody Sunday はU2がいなかったら生まれてなかった奇跡の曲だから皆聴いた方がいいと思います

 

24日目 解散してほしくなかった…というよりもう1枚アルバムを作れる位の余力はあった筈なのに勿体なくて業腹なのはポリスです 今となって一番バンドマジックを感じる曲はBring On The Night 2:14頃からのGtの見せ場がソロというより効果音的でAndyの才能が爆発しすぎて辛いhttps://youtu.be/PuFAYAEgKMA

 

25日目 夭逝した人 

Epic Soundtracks/She Sleeps Alone 

https://youtu.be/y0GQ0AY5k48亡くなった事を知ってから聴いて、それを知らなかったら聴かなかったであろう人なんですけど、業だなと思って Road of Broken Dreamsって言葉にするのは簡単なんだけど、創作って残酷で頑張ってもどうにもならない事が

SSW的なセンチメンタルな曲に出自のニューウェーブが色を加えるライブバージョンがとても好きです 泣ける

 

26日目 恋をしたくなる 

The Police  - Every little thing she does is magic

Stingの"marry me"の尊さに私の石の心もときめきます キャーッ! 原曲でシンセで表現していた部分をAndyがU2っぽいGtで埋める再結成ツアーバージョンが私的べストテイクです https://youtu.be/PC-6v89nxEQ
#30DaySongChallenge

 

27日目 胸が張り裂けるような曲 

The Waterboys - Don't Bang The Drum

 https://youtu.be/6yIAU85gfgU後半の対峙するような掛け合いが美しく、胸に迫ります たどり着いた最果ての地のようで、でも旅はまだこれからも続くのです 来日公演で聴けたのは一生の思い出です #30DaySongChallenge

 

28日目 歌声が好き 

Carpenters - Rainy Days And Mondays 

https://youtu.be/PjFoQxjgbrs  基本的に声が好きというだけで曲を聴くことは殆どないなー 完全に曲が主です カレンさんの声はさすがに好きだけど、でも声の為に曲は聴かないですね

 

29日目 子供の頃 藤山一郎/ニコライの鐘/ 

https://youtu.be/5vC4afE_gXg 勿論父親が聴いてたんですけど、最近聴いてみて、自分が完全にメロディーを覚えていて歌えたことにびっくりしました

 

30日目 自分自身を表す曲

中島みゆきさんのMaybe

https://j-lyric.net/artist/a000701/l000dd9.html

 

Maybe 夢見れば Maybe 人生は
Maybe つらい思いが多くなるけれど
Maybe 夢見ずに Maybe いられない
Maybe もしかしたら

 

私は前向きっていうよりも「全否定」に対して懐疑的な感じです

オワコンとか他人を全否定して悦に入ってる人って不思議だなと思います

否定しても物事は一切カイゼンしないし、むしろ「何も提案できない自分」が全否定案件だと思うのですが、何でオワコン呼ばわりで他人を否定してる人ってあんなに偉そうにドヤっているのでしょうか

私は生きてる限りは希望を模索していきたいタイプですね

オアシス書籍あれこれについて

この本のプレミアについてはずっと謎です

解散前から10000円ぐらいしていて、欲しくても買えなかったのですが、解散後は一時的に値段が下がって2000円ぐらいで買えました

しかしギャラガー兄弟がそれぞれソロで成功を収めてからはまた高騰してしまいこんな値段に!

割とオアシスと縁の薄いリットーミュージックから出たので出版当時に買い逃してしまった人が多かったのでしょうか

 

著者はNMEの記者だった人なんですけど、(Paolo Hewitt | The Guardian )なんだか目線がロキノン的 妙に感情移入した文章なので、それがダメな人もいるかもです かつては「BLっぽい」ということでそういう界隈で評判になってました 良くも悪くもギャラガー兄弟の「感情」がメインの内容になっています

いきなり親の生まれから始まるので最初は戸惑ったのですが、つまり「移民の子」であることがノエルのアイデンティティーだから、親の出自から書かなくてはならなかったのだなと

ギャラガー兄弟のコンプレックスや執着が、取材に基づいて丹念に描かれています

数奇なるオアシスサーガ

面白いよ

 

オアシス/ゲッティング・ハイ

オアシス/ゲッティング・ハイ

 

 

オアシス ブラザーズ  ポール ギャラガー

ギャラガー兄弟の長兄がオアシスブラザーズについて書いた本です(ギャラガーブラザーズでないのが微妙に闇ですね)

ノエルに対するコンプレックスがだだ漏れな長兄が、ノエルやリアムのコンプレックスについて書くという

この人はノエルに対してコンプレックスを感じているぶん、リアムに肩入れしてしまうのかなと思いました(個人の感想です)

オアシスの成功を近くで見ていた身内によるバイオ本なのでリアルで面白いですよ

これもリットーだったのを今知りました 

クロスビートに長兄インタビューが載ってたからシンコーかと思っていた!

 

ロックのルーツは讃美歌にあり

新版 賛美歌―その歴史と背景 原恵

U2に限らず、ロックと讃美歌というのは切っても切り離せない関係だと思います。(キースリチャーズのような聖歌隊出身や、幼少時に聖歌隊に入りたかった思い出を語るミュージシャンは多いですね)

この本は讃美歌の歴史についての本です。

讃美歌の歴史は結局はキリスト教の歴史でもある為、基本的にそれぞれの宗派の成り立ちを説明しつつ讃美歌の紹介がされています。そのためキリスト教の知識がなくても読みやすかったです。宗教的な熱狂は控えめで割と冷静に淡々と解説してくれるのが無宗教の身にはとてもありがたい。

讃美歌におけるドイツやアイルランドとイギリスとの関係は現在のロックミュージックにおける関係性に似たところがあり大変興味深かったです。高価な本ですが、ロックファンなら一読の価値あり!

 

 

 

昭和が去っていくのを美しく描いた本 ものすごく特殊な環境にいる人がそれを淡々とそのまま書いてくれるというなかなか得難い奇跡のような1冊だなと

穂高小屋番レスキュー日記 山と渓谷社 宮田八郎

 

昭和の価値観というのは今では全否定されるばかりですけど、この山小屋のような状況を見ると、少なくとも当時は必然性があったんだなという事がよく判り

この書の中では「おにぎり」がエネルギーの象徴として賛美されているけれど、現在は糖質制限の時代で

そしてその「過去」の去り方が悲劇のようでもありそれが美しくも見え

 

反転ネタバレ

愛すべき登場人物は結局次々と亡くなっていき、巻末は作者による追悼文が並びます

そして妻への感謝の後で、最後に妻からの作者への追悼文でこの本は終わるという

 

「昭和」が去り方まで美しく描かれていました

私もそうですが、登山をやらない人でも山に興味がない人でも面白く読めると思います


穂高小屋番レスキュー日記
  穂高小屋番レスキュー日記
 

英音楽界ってものすごい男尊女卑の男社会だよなーと常々思っていて、女性ミュージシャンの訴えを聞く耳があったら「海外デハ日本なんかと違って!」という結論には絶対ならないと思うのですが、勿論誰も聞く耳など持つはずもなく…

アート セックス ミュージック (ele-king books)

作者:コージー ファニ トゥッティ

 

いわゆるラディカルな思考の持ち主で「解放」の支援者である連中には、彼ら自身もわたしの役割(女性としてのそれ)は 洗濯人、料理人、掃除人――COUM活動の中でわたしがこな していたあらゆる仕事に加えて――だと勝手に思い込んでいる、その点が見えていないのにも腹が立った。家事の分担に関して言えば、性の平等は彼らの頭からすっぽり抜け落ちているらしかった 225P

 

長年、英音楽界では「労働者階級男性の誇り」について語られてきたと思うのですが、彼らの話を聞いていると、同じ階級の女性は基本的に肉親(主に母親)以外はグルーピー以外ほぼ登場しない

いったい労働者階級では女性はどのように生きていたのかずっと疑問だったのですが、この本は数少ない労働者階級の女性が書いた本としてとても興味深かったです

そしてやっぱり女性は母親とグルーピー=生殖担当として扱われていたのだなと

彼女が言うように、当時の男性は皆立派な事を言ってはいたが、実際の女性は家政婦か生殖担当として扱われていたという現実が…

でもその事実に誰も興味がなく

ロック史において、こんな立派な事を「言ってた」ばかりを皆真に受けすぎて、実際にはどうだったのかという現実の部分があまりに無視されてるように思います。

 

そう言ってたかもしれないが、実際はそんなじゃなかったのに、言ってた事を真に受けすぎた結果、海外デハ幻想が作り上げられてしまったのでは?と感じています