オアシス書籍あれこれについて
この本のプレミアについてはずっと謎です
解散前から10000円ぐらいしていて、欲しくても買えなかったのですが、解散後は一時的に値段が下がって2000円ぐらいで買えました
しかしギャラガー兄弟がそれぞれソロで成功を収めてからはまた高騰してしまいこんな値段に!
割とオアシスと縁の薄いリットーミュージックから出たので出版当時に買い逃してしまった人が多かったのでしょうか
著者はNMEの記者だった人なんですけど、(Paolo Hewitt | The Guardian )なんだか目線がロキノン的 妙に感情移入した文章なので、それがダメな人もいるかもです かつては「BLっぽい」ということでそういう界隈で評判になってました 良くも悪くもギャラガー兄弟の「感情」がメインの内容になっています
いきなり親の生まれから始まるので最初は戸惑ったのですが、つまり「移民の子」であることがノエルのアイデンティティーだから、親の出自から書かなくてはならなかったのだなと
ギャラガー兄弟のコンプレックスや執着が、取材に基づいて丹念に描かれています
数奇なるオアシスサーガ
面白いよ
ギャラガー兄弟の長兄がオアシスブラザーズについて書いた本です(ギャラガーブラザーズでないのが微妙に闇ですね)
ノエルに対するコンプレックスがだだ漏れな長兄が、ノエルやリアムのコンプレックスについて書くという
この人はノエルに対してコンプレックスを感じているぶん、リアムに肩入れしてしまうのかなと思いました(個人の感想です)
オアシスの成功を近くで見ていた身内によるバイオ本なのでリアルで面白いですよ
これもリットーだったのを今知りました
クロスビートに長兄インタビューが載ってたからシンコーかと思っていた!